航空機を用いた旅行で押さえておく必要がある要素にFFP(Frequent Flyer Program、通称:マイル、マイレージプログラム)があります。
「マイルが貯まる!」というフレーズは、すでに日常生活の中でもお馴染みになっていますね。
マイレージプログラムで縛るのは航空会社の策略
世界の航空会社には企業連合(アライアンス)というものがあり、大きく3つ存在します。
- スカイチーム
- スターアライアンス
- ワンワールド
同一の企業連合のフライトであればグループ内の特定の航空会社FFPに貯める/利用することが可能です。(このあたりの詳細はネット、本などいろいろと情報がありますので省略します。)
そのため、多くの人は「このマイルを貯めたい」「このマイルが使える航空券を探したい」と一つのマイルに集約させようとします。その方が効率が良いのも確かかも知れません。
しかし、航空券を探す際、あまりこのアライアンスにこだわりすぎると、スケジュールの柔軟性や価格面での制約になってしまいます。
例えば、FFPによってはマイルに有効期限があり、期限内に利用できる分まで無理に貯めようとすると結果的に高いチケットを購入することになってしまいます。
逆に、マイルにこだわらずに自由に航空会社を選択しすぎると、それぞれのマイルが期限切れになってしまうこともあり、戦略を立てるのが難しい所です。
マイレージプログラムにはこだわらない
私たちの場合は多くても年3回程度の旅行で、長距離フライトでは座席にゆとりのあるビジネスクラスを狙います。
とはいえ、エコノミーを買ってマイルでアップグレードを狙うのも面倒なので、基本的には現金決済しています。そのため、マイルに関しては「特典航空券と交換できるレベルまで貯まればラッキー」くらいのスタンスで接しています。
そんな私たちが結果的に一番活用しているのは、デルタ航空のスカイマイルです。
デルタ航空が所属するスカイチームは、割安のチケットを出す航空会社が多いのと、貯めたマイルに有効期限がないため、マイル失効を気にせず貯められるところが魅力です。
スターアライアンスに関しては、ユナイテッド航空のMilage Plusを使っています。
有効期限は、最後にマイルの増減があった日から1年半という条件がありますが、通販や出前を取る際にMilage Plusモールのサイト経由で注文すれば実質無期限となります。
最近仕事でANAでの出張が多くなってきたのでSFC(ANAスーパーフライヤーズ会員の特典)を狙うためANAマイレージクラブに移りました。
ワンワールドは、利用頻度も低いため、半分見切っています。
でもマイレージプログラムの恩恵には与かる☆
最近では前述の3つのアライアンスに加盟しない航空会社も増えてきました。
その一つであるエティハド航空はここ数年、年に1、2度結構お得なセールを行っているので要チェックです。
2015年のケースでは、ヨーロッパまでのビジネスクラス往復が20万円弱からでていました。(2014年、2016年は期間の限定がありましたが15万円台からありました)
この航空券を購入した際、当初ANAのマイレージクラブに加算する予定でしたが、エティハドのFFP Etihad Guestでトリプルマイルキャンペーンなるものを実施していることが分かり、アカウントを作り登録しました。Etihad Guestは家族で一つの口座に集約して貯めることができるのも特徴の一つです。結果的に1回の旅行で14万マイルほど貯めることができました。(別記事参照)
価値としては、ANAで東京 ⇔ バンコク往復ビジネスクラス2名分(2016年9月現在)に交換可能(なはず…、急激なインフレを起こす可能性は否めないので早めに使ってしまいたい…)です。
また、幸運にも一区間ファーストクラスへアップグレード♪してもらったのですが、選ばれた理由の一つに「自社FFPの会員」であったことも理由だったかもしれません。
FFPにこだわりすぎるとこうしたチャンスを逃す可能性がありますので、これからも多少柔軟なスタンスをとっていこうと思っています。
- - - Have a Happy Travel ! - - -

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