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2016年9月24日土曜日

旅のテクニック① 『オープンジョー』を活用する


『オープンジョー』とは?


<Wikipediaより>
オープンジョー(英: open-jaw)とは往復・周回航空券のうち、往路と復路の発着地が片方、または両方別の地点(空港)となる航空券のことを指す。和訳すると「開いた顎」となり、航路がそのような形になることからつけられた。

オープンジョーは自由な旅の強い味方☆


出発地から都市Aと都市Bに旅行する場合、通常の往復チケットで手配しようとすると、どちらかの都市(都市Aとする)までの航空券と、都市A、B間の何らかの移動手段を手配することになります。
その場合の移動経路は、出発地 → 都市A → 都市B → 都市A → 出発地という形になります。

 <通常の往復チケットの場合>
  往路 : 出発地 → 都市A → 都市B
  復路 : 都市B → 都市A → 出発地

これは、都市A、B間の移動を2回こなすことになり、当区間が余程の景勝ルートでない限り、時間的にもコスト的にも不利であり、こうした経路の排除を行うのに活用できるのがオープンジョーになります。

オープンジョーを活用した場合の全体の経路は、出発地 → 都市A → 都市B → 出発地となり、効率的な移動経路となります。

 <オープンジョーを活用した場合>
  往路 : 出発地 → 都市A
  中間 : 都市A → 都市B ※都市Aから都市Bまでの片道の移動手段を別に手配
  復路 : 都市B → 出発地


この時、訪れる都市の順番を入れ替えると(出発地 → 都市B → 都市A → 出発地)、チケットに価格差があったり、乗り継ぎの良し悪しに差があったりします。また、それぞれの都市の滞在日程が入れ替わるため、ホテルの空き状況や値段、都市の特性(パリは日曜お店が閉まりがち、ショッピング目的であれば週末を避ける)といった要素にも違いが出ます。

しかし、これらの要素を総合的に判断して日程を組むと、旅の満足度が上がります。


活用例



時期往路・復路(フライト手配)オープンジョー区間の移動手配コメント
'14/12往路 : 羽田 → 北京 → 重慶 復路 : 成都 → 北京 → 羽田鉄道 (CRH) : 重慶 → 成都経由便
※CRHは中国版新幹線
旅行記はこちら
'12/8往路 : ソウル → モスクワ → パリ
復路 : ブリュッセル → モスクワ → ソウル
鉄道 (Thalys) : パリ → アントワープ
鉄道 (IC) : アントワープ → ブリュッセル
海外発券、経由便でちょっとややこしいですが・・・
※Thalys(タリス)は高速列車
※IC(インターシティー)はJRの快速のようなもの


注意事項

特になし



- - - Have a Happy Travel ! - - -



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