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2016年10月1日土曜日

行き先の決め方、旅程の組み方

毎年楽しみな旅行イベント☆


私たちは、基本的に今まで行ったことのない所ならどこにでも行ってみたいと思っています。
目指すは世界の主要都市制覇!!

…ですが、2人とも会社員のため、旅行できるのは多くても春・夏・冬の年3回程度。
そのため、限られた機会の中でいろいろ見聞するためには、1回の旅行で複数都市を訪れることになります。必然的に、一般的なツアーの旅程と比べると、1都市での滞在期間は短くなる傾向にあります。

  • 春休み : 2月~5月
     連休利用や週末+αで2~3泊程度で日本近郊海外、国内旅行など
  • 夏休み : 6月~10月
     メイン旅行として10日間程度(5日連休+前後の土日4日=9日前後※)
  • 冬休み : 12月~1月 
     クリスマスから年末年始あたりで4~5泊程度(今のところ日本近郊海外のみ)

※昔は家でゆっくりする日数も考慮していましたが、最近は逆に前週の金曜や週明けの月曜、火曜あたりまで延長してしまうケースが増えてきてます(*ノωノ)


欲張りな『複数都市訪問型』が基本スタイル


せっかく行くのに勿体ないのでは?と考えてしまいがちですが、基本的には『良いところがあれば再訪すればいい』というスタンスでいます。

これは、1都市滞在型の場合「滞在地の嗜好が合わなかった際に挽回できないリスクがある」というのも理由の一つです。" 1週間滞在を予定していたけど3日で飽きた!"とか、" 素敵なビーチリゾートに行ったけど、天気も悪くて何もやることが無くずっと部屋でネットしてた!"とか。(笑) 複数都市訪問のパターンでは、その旅行の全てが大無しとなるリスクは少なくなります。(とはいえ、過去行った中で"もうここは二度と行きたくない"と思った所は今のところないですが…。)

1都市滞在型の旅行と比べ、複数都市訪問となると旅行計画(経路、旅程)は複雑になります。

そこでポイントが2つ。

① 旅の軸を決める。

基本的にどこにでも行ってみたいところばかりですので、その時の気分や為替の動向、情勢(安全性)、シーズンなどを考慮して決めています。
 "去年はリゾート満喫したから今年は観光地にしようかな~"
 "ユーロが安くなってるからヨーロッパで買い物をしよう!"
 "ちょうどオフシーズンで安くなってるから豪遊しちゃう??"
 とか、そういう単純な動機がベースになることが多いです。

② 旅程にメリハリをつける。

訪問都市を多くすると、どうしても都市ごとに均等に滞在する旅程を作りたくなってしまいます。しかし、それでは毎日チェックイン/チェックアウトを繰り返すことになり、荷物を引き回す日々の連続で、何してるのかよく分からない感じになってしまうことも。そこで、訪問都市の中でも『拠点として腰を下ろす都市』『ちゃらっと流す都市』に分け、宿泊はできるだけ2連泊以上として、移動日を特定の日に集中させることで、移動も楽でメリハリのある旅程の設計が可能となります。

モヤモヤした動機や最新の情報(INPUT)から、旅の軸(OUTPUT)を決めます。
それを元におおまかな行先を決め、フライト情報を調べます。そして、滞在先や経由地の情報を調べて全体の旅行スケジュールを決めます。(PLANNING

下記にこれまでの旅行計画の例を挙げましたので参考にしてください。

<これまでの旅行計画例>


◆2015年 8月 中央ヨーロッパ周遊

期間 : 2015/08/23 ~ 2015/09/02

INPUT
  • 前年から目をつけていたEtihadのセールで、リーズナブルに購入できるヨーロッパ行きチケットを活用したい
  • 旦那さんの長年の願望 「ブダペストに行きたい」
  • 奥方さんの長年の願望 「シンデレラ城のモデルになったお城が見たい」

OUTPUT
  • 初めての中東(ストップオーバー)を楽しみにしつつ、ヨーロッパの訪問先は中欧!

PLANNING
  1. ミュンヘンIN→ブダペストOUTで最初に計画を立てる。
  2. しかし、ミュンヘン行きの航空券は売り切れ。ちょっと慌ただしくなるが、フランクフルトINとして5時間滞在してその日のうちにミュンヘンへ移動することにして航空券を手配。
  3. ミュンヘンからブダペストまでは欧州陸路の旅とし、電車やバスなので自由に経路設計が可能。
  4. 他の訪問都市として、物価が安く観光資源も多いプラハが決まり、ブダペストまでの経路でブラチスラヴァとウィーンで悩むも、2010年の訪問で食べた「ザッハトルテ」が食べたくてウィーンに決定。
  5. ブダペストからアブダビまでの経路は直行便がないので、乗り継ぎ便について検討。
    ローマ、ブリュッセル、ベルリン、ベオグラードが候補。
  6. 2010年ローマ訪問時にナヴォーナ広場が気に入ったのと、パンテオンに行きそびれているのでローマ再訪を選択。ブダペストからは機内泊が2日続く過酷な旅程となったが、短い期間の中でそれぞれ満喫。


東京 → (機内泊) →フランクフルト → ミュンヘン(2泊) → プラハ(3泊) → ウィーン → ブダペスト(2泊) → ローマ → (機内泊) → アブダビ → (機内泊) → 東京

旅行記はこちら

◆2014年 8月 バルト海沿岸都市周遊

期間 : 2014/08/01 ~ 2014/08/12

INPUT
  • 2年前のモスクワが非常に好印象だったのでロシアをもう一度訪問してみたい
  • 今度はモスクワ以外のロシアおよび旧共産圏都市も訪れたい
OUTPUT
  • ロシア第2の都市サンクトペテルブルグをメインに合わせて訪れやすい旧共産圏を周遊しよう!

PLANNING
  1. メインのサンクトペテルブルグは3泊でゆっくり観光できるように。
  2. タリンは半日流すだけとし夜からは初フェリー泊。慣れないフェリー泊での疲労を考慮し、翌日のヘルシンキではホテルのアーリーチェックインを手配。
  3. モスクワは2012年訪問時はイベントで赤の広場に入れなかったのと、スターリン様式の7シスターズが全部見れていないので再訪することに。(結果まだ1つ見れてないのが残ったのでいつかまたいかないといけませんが…)

東京 → 上海(1泊) → リガ(2泊) → タリン → (船内泊) → ヘルシンキ(1泊) → サンクトペテルブルグ(3泊) → モスクワ(2泊) → (機内泊) →東京 
旅行記はこちら

◆2013年 9月 中国・インド・ネパール旅行

期間 : 2013/09/07 ~ 2013/09/15

INPUT
  • 昨年までの円高が戻り(1USD=100JPY、1EUR=130JPY程度)フライト等の価格は昨年に比べ一段と上昇
  • インドルピーや、ネパールルピーは弱いまま

OUTPUT
  • いつか行かなければいけないと思っていた南アジア方面に行っておこう
     (2015年の地震でカトマンズの寺社群は大きな被害を、倒壊前に見れたのはよかった…)

PLANNING
  1. フライトを探すと、格安だけど遅延で悪名高い東方航空は昆明経由。
  2. 昆明をちょっと調べてみると、雲南省の省都で人口600万の大都市(東京950万人には及ばないものの横浜市370万人や大阪市270万人の倍くらいの人口規模!)らしいのでここも見ておこう、と昆明経由が決定。
  3. 混とんとしている(可能性のある)都市ばかり、特にインドは人により好き嫌いが激しいと聞くので、一応近代都市に分類される上海も組み込んで以下の旅程に。

東京 → 昆明(2泊) → カトマンズ(1泊) → ニューデリー(2泊) → (機内泊) → 上海(2泊) → 東京


◆2012年 9月 モスクワ・パリ・ブリュッセル

期間 : 2012/09/01 ~ 2012/09/11

INPUT
  • 前年はランカウイのビーチリゾート
  • 2010年からのユーロ安傾向がより一層高くなってきた(一時1EUR = 100JPYを切る位まで)
  • ユーロ安うちにヨーロッパに再訪しておきたい
  • 旅行時期の9月はマロングラッセのシーズン


OUTPUT
  • 美味しいチョコレート&マロングラッセを買いに行こう!

PLANNING
  1. フライトを探すと、モスクワ経由がリーズナブルな価格であった。
  2. 西側諸国の主要どころはある程度訪問したので、未経験の共産圏を訪れるよい機会。とモスクワ経由が決定
  3. ストップオーバー、オープンジョー、海外発券などのテクニックを活用して、乗り継ぎのし易さ、滞在日、イベントなどの詳細を詰めて以下の旅程に。

東京 → モスクワ(2泊) → パリ(3泊) → アントワープ(1泊) → ブリュッセル(3泊) → (機内泊) → 東京



- - - Have a Happy Travel ! - - -



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