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2016年11月5日土曜日

['14-08] Day8-4 サンクトペテルブルグ最終日ののんびりとした過ごし方

見たいものは大体見たし、サンクトペテルブルグは気に入ったので、また来ようと思ってるから、最終日だけど慌ただしい観光はもうしない。
素敵すぎる夏のサンクトペテルブルグの夜を、私たちらしく(?!)、のんびりと楽しみました☆


ローカルバスで市内観光・・・の落とし穴


いきなりですが、参考にしてはいけない例を紹介します(笑)

バスの路線図も買ったし、ヘルシンキでのトラムで市内一周観光は意外と楽しめたし、サンクトペテルブルグはバスの本数も多くて便利だし・・・ということで、私たちの中で最新ブームとなっている「ローカル公共交通での市内観光」とシャレこみました。

ネフスキー通りを駅へ向かうNo.22のバスに乗車。
立派な馬の像がある橋を通過します。

明るすぎますが、もう20時半過ぎです。夏の夕方の長さ恐るべし!!
大きな通りや豪華な橋、街行く人の感じや街並みが、とっても素敵です。

モスクワ駅が近くなり、ここで右に曲がる・・・と思っていた角を曲がらずバスは直進。
バスは大きな橋を渡ります。
遠くに立派な教会みたいなシルエットが見えます。
この橋を渡った先でぐるっと右に曲がるのかな。(←まだ楽しい観光気分)

ん?次の角を右へ曲がるのかな?
ん?左に曲がった?

・・・何かおかしい。絶対おかしい。

どこに向かってるかさっぱり分からない。
次にどこかの駅前とか大きいバス停に停まったら降りよう。

・・・やばい、大きなバス停が無いままだいぶ遠くまで来てしまった。

もう、ここで降りるぞ!と、意を決して飛び降りたバス停。
見事に、目印になるものが何にもありません(笑)
しかも、人通りがほぼゼロ・・・。
ロシアは基本的にタクシーが少ないので、こんな場所では全く期待できません。(>_<)

最初に話しかけた人は英語が分からないと困り顔。
運よく、2組目に話しかけた人が、少し英語が話せて帰りのバス停を教えてくれました。
(自論ですが、こーゆー時は、ファッションセンスの高そうな若い人を探した方が、英語が通じる可能性が高い気がします)

教えてもらったバス停でバスを待ちます。
時刻は21時半前。
最終バスは24時近いらしく、助かりました。さすがサンクトペテルブルグ。

バスに乗ること十数分、当初の折り返し予定地点だったモスクワ駅が見えてきました。

人通りも多くなった~。

街並みも見たことある感じに戻った~。

あー、来るときに見た馬の像の橋だ~。
助かった~(≧▽≦)

約1時間半のローカルバスの旅。
もう日没時刻ですが、無事帰って来れました。
バス路線図もあるのになぜ迷子になったのか。
それは、路線図が日本人には馴染みのない分かりにくい表記だったからです。

海外のバス路線図によくある、曲がり角にそこで曲がる路線の番号を書いているヤツです。
それと、観光を楽しんでいたため、もう少し先で降りればいいか、くらいの甘い考えで降りるタイミングを逃し続けたからでもあります。

帰りのバスを待つ間、不安で泣きそうな感じでしたが、結果的には郊外の街並みを見ることができたので、これはこれでいい思い出になりました。
が、参考にはしないでください。命の危険があります(笑)


ロシア名物ピローグを探して・・・ライオンの橋へ?!


晩御飯にロシア名物ピローグを!
そう思ってお店を探すうちに、ガイドブックで見たことのあるライオンの橋を発見!
こんなところにあったんだ~。

せっかくなので観光します。
可愛い後ろ姿☆結構、筋肉ついて引き締まったお尻。

川の上流には、夕暮れの血の上の教会が見えてとっても素敵♪

にしても、口からワイヤーが出てるとは、ちょっとエグイ感じです。( ̄▽ ̄)


ロシア名物ピローグ専門店 Pirogov-Dvorik


ライオンの橋のすぐ近くに、目指すお店を発見!
ロシア名物ピローグの専門店 "Pirogov-Dvorik(ピロゴフ ドヴォリック)"です。

ホームページはロシア語ですが写真だけでもどうぞ。

http://pirogov-dvorik.ru/menu/sladkie-pirogi/

ピローグって何?という感じで来店しましたが、パン屋さんっぽい感じのショーケースです。

大きいパイみたいなパンをカットして販売してくれます。
ほぼ指さしのみで伝わりました。

23時前でこのくらいの売り切れ具合。
大きいのを切ってもらうのは、ちょっと申し訳ない感じがしたので、売れ残りの切れ端と、半分残っていたチェリーを切ってもらうことに。

可愛いマスコットキャラクターの猫。
HPでこの猫の絵を見ていたので、お店を見つけることが出来たと言っても過言ではないくらい、助けられた猫です。
ありがとう(*^^*)
右側にある山の形のお菓子も気になるところ・・・。

店内はこんな感じで狭いです。
2階でイートインできるそうです。

アーモンドがたっぷり載ってるこっち、食べたかったな~。
こんな時間(23時前)に真っ新なのがある、ってことは、きっと人気だから追加で作ってあるんだろうな~。
また来よう☆

・・・と思ってマジマジ見ていたら、「欲しいなら、奥に切れ端あるよ」的な感じでお店の方が教えてくれたので、追加で注文。
やったー(≧▽≦)

可愛い紙袋に入れてくれました。
この店構えって分かりにくいですよね?
右側の窓から、マスコットの猫が覗いているのが目印です。

テイクアウトのコーヒーは売ってないので、別のお店で買ってお気に入りのあの場所へ♪


さっそくピローグをいただきます☆


カザン大聖堂前の素敵な公園。
夕暮れ時の感じがまた素敵です☆

じゃーん、ピローグとご対面。

ペーパーナフキンを挟んで重ねて入れられています。
重ねてもOKなくらい固いようです。

まずは、最後の1切れだったサーモンのピローグ。
ディル(香草)が効いていて優しい味。
ピローグは表面はプレッチェルくらい固いですが、生地は薄めなので固さは気になりません。
むしろ、具材とパン生地部分の食感が勝っていて、しっとり重めのフカフカしているパンという感じでした。(・・・ちゃんと伝わってる?)

そして、食べたかったナッツのピローグ。
思ったより甘酸っぱい感じで美味しかった☆
でも、思ったよりお腹いっぱいになってしまった。

気付けば夕暮れがさらに暗くなってきて、あの素敵な本屋さんもライトアップ。
光の感じが絶妙で、幻想的ムードすらあります。

そんな素敵な夕暮れをバックにパシャリ☆

3つ目のベリーのピローグは、デザートのつもりでしたが、意外とお腹いっぱいなので明日の朝ご飯にすることに。

振り向くと、コリント式柱の間から満月が。
なんて素敵な夜でしょう。


まだ、帰りたくないサンクトペテルブルグの夜


23時過ぎ、ライトアップされて、まだ空が完全に暗くないネフスキー通り。
まさに、マジックアワーです。

暑くもないし寒くもない、心地よい温度と風。
余りにも素敵すぎて、まだまだ外で遊んでいたい!!




夜(?)のエルミタージュ美術館


ということで、夜景の散策がてら、エルミタージュ美術館の前の広場へ。



やばい、ここ、やばい。

振り返って入口のゲートも素敵すぎでしょ。

宮殿の前に馬車が居ます。
もう、ここは異世界。

言葉になりません。



そうだ!跳ね橋を見に行こう!


昼間に看板を見た時は24時近くまで起きていられないだろうと、半分行く気が無かった旦那様も、ここまで来たら行くしかないと覚悟を決めた様子。

23時半くらいになったので、エルミタージュから川沿いまで移動します。
途中の公園では、路上シンガーもたくさんいて人だかりもあって、とても23時過ぎとは思えない活気!


川に出ました。
これまた、素敵な夜景にウットリ。
この橋の奥側が跳ね上がるのかな。

夜景撮影をしながらその時を待ちます。
昨日行ったペテロハバロフスク要塞が、あんなにキレイにライトアップされてます!

時々聴こえてくる馬車の蹄の音が、ムードを盛り上げてくれます。

そろそろ時間なんだけど・・・。
川沿いに橋を見ている人がずらーっと居たのですが、待てども待てども橋は変化なし。


ハバロフスク要塞の向こうのタワーが、エッフェル塔みたいなシャンパンフラッシュを始めました。
まぁ、今日はこれが見られたので良しとしましょう。
さすがに0時過ぎると眠くなりました。


そろそろ、ホテルへ戻りましょうか


エルミタージュ美術館前の広場には、まだまだ眠くなさそうな人たちがたくさんいました。
数百台の自転車で街を走っているイベントのようです。
パリでもこんなのに遭遇した記憶があります。

ライトアップされたネフスキー通り。

0時過ぎても人通りが多い。
夏のサンクトペテルブルグ、夜が本当に最高ですね☆

ホテルの入口、ライオンがお出迎え。

お、ちゃんと金曜日になってる。

まだ、寝るのが勿体ないような気分で、窓の下を覗いてます。
真正面1階のバーガーキングは、0時過ぎても大繁盛のようです。
さすがに0時過ぎにハンバーガーはダメでしょう(笑)

ま、日本人が締めのラーメンに行くような感じでしょうかね。


あぁ、いよいよ、明日はサンクトペテルブルグともお別れです。
(´;ω;`)

こんなに気に入った町は、ウィーンとパリ以来、初めてです。
ウィーンとパリが好きな方は、サンクトペテルブルグ、絶対気に入ります。
(冬は・・・寒すぎるかも知れませんが、夏は最高です!)

ロシアはビザが必要なので、入国が面倒ですが、一度は来る価値アリです☆
(ルーブルが安いうちに、どうぞ。)



- - - Have a Happy Travel ! - - -



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