2015年8月 欧州周遊＋α
2015年の夏休みの行先決定動機は、
「シンデレラ城を見にドイツへ行きたい！」でした。
シンデレラ城のモデルとなったのはドイツの「ノイシュヴァンシュタイン城」。
そこから、ドイツ数都市周遊＋αを計画した結果、
以下のような濃厚な旅程が組みあがりました。
～エティハド＋アリタリア利用＋電車で行く10泊11日（機内泊3日！）の旅～
（⇒：飛行機、→：電車）
OUT：成田
⇒フランクフルト
→ミュンヘン
※日帰りでヒュッセン（ノイシュヴァンシュタイン城の街）
→プラハ
※ウィーン立ち寄り（ザッハトルテのため）
→ブダペスト
⇒ローマ
⇒アブダビ
IN：成田
初めてのエティハド航空で、いっきに大ファンになってしまいました(^^♪
それでは、また長い物語の始まりです☆
旅の始まりは成田
成田空港恒例の「鯛茶漬け」からスタート。
これは行きや帰りに成田空港を利用した際のうちの定番となっています。
今回、初めて利用するエティハド航空。
エミレーツ航空と並んで、前から一度は乗ってみたかった飛行機です♪
機体に描かれた金色の文字が上品でカッコいいですよね～☆
往復5フライトで22万円/人のチケットを購入していた我々。
それに対してアブダビまでの1フライト30万円/人でいかがですか？と(笑)
ないない。
「・・・結構です（笑）」
これには、勧めてきたカウンターのお姉さん自身も一緒に笑っちゃいますよね。
ANAラウンジ＠成田空港
そんなこんなで高級感のある素敵なラウンジで、まずは一息。
エティハドビジネス利用者はANAラウンジが利用できます。
旅を前に高揚した気持ちを一旦落ち着けて・・・
と思ったら、いきなり呼び出しのアナウンスが。
なんと、ファーストクラスにアップグレードされました！！
え、さっき30万/人でオファーされたファーストクラスが無料で！！！！？？？？
マジで？マジで？？？きゃーーーΣ(ﾟ∀ﾟﾉ)ﾉｷｬｰ
もーーーーー、テンション上がりまくりで、訳わかんなくなってました。
他にも何人か呼び出されていたので、数組がファーストクラスにアップグレードされたようでした。
ラウンジの中の一部には、なんだか幸せな空気が漂ってた気がします。
エティハド航空ファーストクラス
「座席」というより「個室」に案内され、緊張気味に荷物を置いて座ります。
中央側の2席は間の仕切りを下げるとテーブルで区切られたような個室に早変わり。
アメニティやシートの構成を確認していると、ウェルカムドリンクが出てきました。
初めての「デーツ」。
デーツとは"ナツメヤシ"の実のことで、プルーンと干し柿の間のような甘いお菓子です。
中東などでは一般的な食べ物らしく、栄養価が高いことからダイエットなどで日本でも名前を聞くようになってきましたが、まだ食べたことが無かったので、今回の旅行でUAEを訪れた際に食べたいものとしてチェックしてたものです。
さっそく出てくるなんて、さすがエティハド、気が利きますね☆
そして、このデーツ、とっても美味しくて一口で大好きになってしまいました。
帰りにいっぱい買って帰ろうっと♪
シート構成について、参考になる写真を2枚。
旦那様の奥のシートの扉が開いている状態。
扉が閉じられた状態。
私たちのシートにも扉があり、同じように閉められます。
扉を閉めると個室感満点です。なんて贅沢な空間☆
上部がオープンなので、CAさんたちが上から覗き込めば中の様子が見えるようになっています。
エティハド航空ファーストクラス 機内食（ディナー編）
いよいよディナーです。
ファーストクラスのディナー、期待できます。
まずは前菜。
テーブルの広さが機内食のレベルではありません。
もう、カトラリーから一流レストラン並で、笑えてきました。
旦那様の和食の前菜。
一流料亭並ですね(笑)
和食のメイン。
お吸い物も炊き込みご飯も、どれもレベルが高いです。
私の洋食コースにはメインの前にお口直しのシャーベットまで(笑)
メインはチキンだった気がします。
余りの興奮に記憶がとんでます(笑)
デザートのフルーツもお洒落。
「美味しい機内食」ではなく「ちゃんとしたディナー」という感じで、地上で美味しいレストランに行ったような感覚で堪能できました。
エティハド航空ファーストクラス 就寝編
食事も終わり、いよいよ就寝です。
隣の方がファーストクラスユーザらしく、私たちが食事で舞い上がってる間に、慣れた感じで先に寝てくれたので勝手を知ることができて助かりました。
なんと、歯を磨いている間にCAさんにベッドメイキングしてもらうのです。
もう、ホテル並みです。
豪華寝台車（利用したことないですが）も食事の間にベッドメイキングしてくれますが、そんな感じで、シートがベッドに早変わりします。
変身前。
足元側にも座れるくらい広いシートがあります。
変身後。
足元のシートと合体して布団がひかれています。
掛け布団の上からベルトをして就寝です。
ただ、ファーストクラスだろうとエコノミーと同じように大きく揺れることもあるので、時々起こされてしまいます。
音ももちろんうるさいので、音楽を聞きながら寝ました。
エティハド航空ファーストクラス 機内食（朝食編）
「朝食食べるから起こしてねマーク」を出しておいたので、朝食の時間に起こしてもらえました。
まだ寝てる人もいて暗い機内で、寝ぼけた私の前に見事にセッティングされます。
そして、おススメと言われたグラノーラをメインとしてオーダー。
ミルクはホットでお願いしました。
普段、カルビーやケロッグのフルグラをベースに、時々違う種類のブラン系グラノーラも食べているのですが、どれとも違う美味しさでした。
（まぁ、乾燥した機内で寝不足だから特に美味しく感じたのかも知れませんが）
ファーストクラスで、ストロベリージュースとグラノーラ、ってどんだけセレブな感じでしょうか。
別世界の住人になったような不思議な気分でした。
こちらが旦那様の和朝食。
寝ている間に成田からだいぶ飛んで来ました。
中東上空に入って行きます。
着陸前のアナウンス。
もう、ベッドも片付けて普通のシートに戻してもらいました。
はっぁぁ。
溜息しか出ないような経験をさせてもらいました。
個人的には、ファーストクラスも凄い経験でしたが、初めて食べたデーツの味が忘れられません。
アブダビ空港
3時間半程度のトランジット待ち時間です。
ラウンジでは、Six Senses Spaの各種15分トリートメントが無料で受けられます。
到着したターミナル１のラウンジでSpa開始まで少し時間を潰します。
アラブっぽい香辛料のパンみたいなの（ZAATAR？）とフルーツを少々。
厳選された品々が並びアラブに来た感じがしました。
マッサージ自体は、まぁ、無料なら、移動に疲れた身体をほぐすのには良いと思います。
（部屋も狭いので、そこまで高級感はなかったです）
空港内をブラブラします。
ど派手な内装に圧倒されます。
帰りもここに寄ることになるので、買い物とかはその時にして通過。
あれがこれから乗る機体かな？
アブダビはエティハド航空の本拠地なので、カッコいい機体がたくさん並んでます♪
ターミナル３にある「エティハドプレミアムラウンジ」へ。
ここはとても広いラウンジです。
ダイニングテーブルが広がるエリア、ソファーが広がるエリアと、それぞれフードコーナーがあり、アラビアンコーヒー、アラビアンスイーツなども充実しています。
左上の小さい器がアラビアンコーヒー（アラビックコーヒー？）です。
中国茶みたいな感じの小さいカップで頂くようなスタイルのようです。
ここちらにはターミナル１より大きめのスパがあって良さそうだったのですが、予約がいっぱいだったので諦めました。
エティハド航空ビジネスクラス 機内
8:55発のEY7で、フランクフルトへ向かいます。
窓際のシートを縦に2つ予約しました。
サイドテーブルの下に後ろの人の足置きがあるという左右交互パターンです。
よく考えられている構造だと思いますが、このシートだと、窓際席なのに窓から遠いというデメリットもあります。
私は窓に近い方を選択♪
機内はこんな感じです。
中央席も左右交互なので、隣席を並びで予約したつもりでも席の間に棚があって距離が遠くなることもあるので、要注意です。
窓際になって初めて見るUAEの風景！！
わー、全体的に白い！！
これまで見たことない感じの光景です。
よく見ると、どれもプール付きで超高級住宅地のようでした。
エティハド航空ビジネスクラス 機内食
まずはウェルカムドリンク。
つまみはデーツではなく、温かいナッツでした。
ナッツ大好きな私は、この温かいナッツが大好物です♪
パンとパンに、パン(笑)
銀色の真鍮っぽいプレートがお洒落です。
そして、窓の外は・・・初めての砂漠ビュー！！
成層圏までキレイに見えます。
これは、感動ものでした。
今回、帰りのトランジットではアブダビで入国して、初砂漠を経験する予定なので、ワクワクです。
二人とも鳥取砂丘しか知らないし、気温が40℃（？）だとかで想像を絶する経験になりそう。。。
なんだろ、コレ。
地表に丸い円形のものがたくさん。
貯水とか油田とか、それ系かな・・・。
それにしても地平線、キレイ過ぎてヤバいな。
エティハド航空ビジネスクラス 機内食（ランチ編）
スープがあるのが嬉しいです。
アラブ料理の前菜（メッツェ）。
薄い小麦粉生地の焼いたものもあって、アラブ料理っぽい感じでテンションが上がります♪
味は・・・まぁ酸味がきいてたりするので、少し苦手な感じ。
ようやく砂漠から脱出しました。
メインのお魚。
メインのチキン。
縦並びのシートの場合、一人で食べる感じになるのでちょっと寂しいです。
（美味しいものや苦手なものをトレードできないのが残念ｗ）
デザートは甘々。
でもベリーソースが酸味が強くてちょうど良い感じでした。
フランクフルトの街が見えてきました。
成田から飛び立っただけなのに、もうかなり旅をしてきた気がします。
この時点で十分に満足している私たち。
しかし、本当の長旅は、ここから始まります。。。
次は初めてのドイツ。
フランクフルトを観光します。
- - - Have a Happy Travel ! - - -
さて、
今日も何かお得でハッピーになれるような航空券＆ホテルの情報は出てないかな～？
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