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2017年3月12日日曜日

['14-12] Day7 万里の長城 初日の出ツアー


世界遺産、万里の長城で初日の出を見ようツアーに参加してきました。
実は、こういったツアーに参加するのは初めての私たち。

初日の出、初ツアー、初万里の長城。
経験したことのない極寒の中で無事に元旦を迎えることが出来ました。


2015年元日は4時起床


明けましておめでとうございます。

まだ暗いですが、そろそろ出発です。

ツアーの集合時間は5時。
集合場所は私たちのホテルからタクシーで10分くらいの別のホテルロビー。

薄暗いロビーに続々と日本人が集まってきます。

こちらのバスで万里の長城へいざ出発!

車内でペンライトを配られました。
早速、パキッとやって明るい車内で発光させ始めてしまった旦那様・・・。

バスを降りたら、信じられないような寒さ、むしろ痛さです。

真っ暗な道を進みます。
ペンライトがほのかに光る静かな道。

遠くの空がやや白んできました。

今回、私たちが日の出を見るのは、万里の長城の中でも一番有名な「八達嶺(はったつれい)」です。

少し歩くと、万里の長城の入口のゲートに着きました。


いざ、八達嶺へ


おおっ、これはまさしく、万里の長城!!!
宇宙からでも見える唯一の建造物というデマが信じられたほどの長い長い石の砦です。

壁にもたれてポーズをとっているのではありません。
はためく旗を見てください。
ものすごい強風なので、壁の影に避難しているのです。
私:無理です!これ以上、前に進めません!!
夫:ほら、いくよ。
私:(;_;)

なんとかかんとか上の方に進んで行きます。
振り返ると、入口があんな下の方に。。。

それでもまだまだ先は長いみたいです。

万里の長城はお城の砦、回廊っぽいイメージでしたが、全然違いました。
どちらかといえば、単なる曲がりくねった大階段。
むしろ急斜面。

だいぶ明るくなってきました。

風は容赦なく強く冷たいです。

満足げな旦那様。
この日のためにカメラも新調するほど、楽しみにしていました。

私は初夏の万里の長城を希望したのですが。。。

明るくなって、遠くまで見渡せるようになると、ずっと向こうまで長城が続いていることが分かります。
これを見ると、かなり感動します。

お、そろそろ日の出?

長城の頂上の見張り小屋みたいな建物の中の良い場所をキープしたのですが、ここから日の出までが意外と長かった。

寒い中プルプル震えながら待つこと約15分ちょっと。
ようやく太陽が顔を出しました。

2015年、初日の出@万里の長城です。

新調したカメラでパシャパシャ撮りまくる旦那様をパシャリ。

割と人は多いですが、やはり「新年」ではないからでしょうか、日本のそれとは比べものになりません。
広島の宮島、弥山(みせん)山頂での初日の出は相当ごった返すのですが。

もー、早く帰ろうよ~、とさっさと降りていく私。

登りは遅かった私ですが、下りは早いです。
注:重力は関係ありません。

入口の向こう側にのびるのは男坂といいます。
入口から左右に道が分かれていて、左側は急な男坂、右は緩やかな女坂というらしいです。男坂はだと聞き、初心者の私たちは右側の比較的緩やかな女坂へ行ってきたのですが・・・緩やかでもかなり急で大変だったのに、男坂はどんだけ急なんでしょうか。
行かなくて良かった。。。( ̄▽ ̄)

もう完全に日も昇り、入口まで戻ってきました。

次回があれば、初夏の男坂にチャレンジしたいです。

集合時間までお土産物屋さんで時間を潰すことに。
みんな考えることは同じようで、ダダごみでした。


ツアーのお楽しみ★朝食タイム


集合時間になったので、近くの朝食会場へ案内されます。
旗を持った先導者のさらに先を行く旦那様(笑)

こちらが朝食会場のホテルです。

古い感じですが、しっかりしたホテルでした。

朝食会場。

3つのテーブルに前菜が並べられていたので、そこに座ります。
知らない方々が続々と同じテーブルについて、食事タイムです。

豆漿(揚げパンつけて食べたり酢を入れて固めて食べたりする豆乳)や肉まん系の温かい料理がテーブルに運ばれてくるとテンションが上がります。

取り分けに気を使ったり、どうぞどうぞと譲りあったり、万里の長城は初めてですか~?なんて話から、前に来たけど曇ってて日の出が見られなかったので~、とか、実はうちはお父さんが中国で仕事してまして~なんて感じで、無難に会話が続きながら。

旦那様は豆漿が初めてだったようで、「これは非常にあっさりしたスープですね」と言って全員を一瞬で凍りつかせてしまい、天然の笑いを提供していました。
同じテーブルになったのは、私たち2人+4人家族2組。みなさんしっかりした方々で、お子さんたちもしっかりして可愛くて、良いご家族でした。
全然知らない人たちと旅行先で一緒になって情報交換をするというのは初めての経験でしたが、楽しい時間となりました。


万里の長城からの帰り道


お腹もいっぱいになったことだし、北京市内戻ります。

途中、小学生の集団かな?と思ったら大人の集団。
中国は旅行会社のツアーだと同じ帽子を被らされるようです。
・・・これは恥ずかしいから嫌だな。

帰りのバスの中でもお土産がもらえました。
中国のおめでたそうな飾り物です。(要らないけど)

かなりクネクネした山道を降りていきます。
来るときは真っ暗で見えなかったので、帰りは景色が楽しい。

これも有名な「居庸関長城」です。
こっちの方がなんかカッコいいので、次はこちらに来たいです。

あの頂上まで行ってみたい★


また別の長城が見えてきたかと思ったら先ほどと同じ「居庸関長城」だそうです。
左側の山の嶺に沿って長城がずーっと続いてるのが分かりますか?
すごいですね~~~。
あれは急そうです。

普通の道路に出ました。

この辺から私は爆睡してたので、旦那様がパシャパシャ撮った写真です。




起きたら渋滞に巻き込まれてました。
1月1日、ただの木曜日のお昼です。

渋滞で遅れたら飛行機に間に合わない、と途中の電車の駅で降ろしてもらう人もいました。あの人は間に合ったのかなぁ。

度小月の擔仔麵でランチ


ツアー解散後、ホテルに戻ってチェックアウト。

手頃なビルの中のレストラン街で、軽くお昼を食べられる場所を探した結果、北京最後の食事は台湾系「擔仔麵」の老舗店になってしまいました。



看板商品の擔仔麵は間違いない美味しさ。

私は大好物の魯肉飯♪
でも、ここのはイマイチ美味しくなかったな。


北京空港から羽田へ


北京空港までのエアポートエクスプレスの車窓の眺めです。
白樺?みたいなのが続いてちょっとロシアっぽい感じです。

立派な高速もできてます。
とにかく国土が広いですね。

これがエアポートエクスプレス。
赤いボディでカッコいいですね。

夕方5時くらいの空港ロビー。

日の出を見たので、日の入りも見ようかな、なんて。

17:20発のCA 183で帰国します。

機内食です。
このアルミのフタをめくるのが楽しみな瞬間です。
透明プラスチックのフタやお皿でサーブされるビジネスクラスでは味わえない楽しみ。

肉を選んだら肉団子でした。

こっちはシーフード。
肉団子と同じ色合いなので、もしや?と思ったら、予想通りほぼ同じ味でした(笑)
まぁ、中華はだいたい外れなく美味しいですから無問題です。


元日の羽田空港国際線ターミナル ずんだ茶寮


日本に帰ってきたのに、思ったほど正月正月していませんでした。
松飾りとかガンガンあるかと思ってたのですが、イルミネーションだけでした。

今回の旅行の締めくくりは、江戸小路に新しくできた「ずんだ茶寮」です。
仙台へ出張に行った時に駅で買って大好きになった「ずんだシェイク」が羽田で手に入るようになったと知り、営業時間をチェックしてありました(^^♪

21時半着のフライトでも、ずんだシェイク買って帰れるなんて・・・やっぱ羽田いいわ★

オマケ:今回のお土産


今回は会社の人たちへのバラマキ土産が少しありますが、やはりメインは自分たち用です。

サクサクした飴の中にナッツとかキャラメルっぽいのが入った中国風の飴を数種類、オジサンたち向けには四川のインパクトある顔のビーフジャーキーみたいなものをチョイス。
パンダのぬいぐるみと、気になったお饅頭的なお菓子は自分たち用。
後は香水と、免税店で一定額以上買ったら貰えたお箸セット(笑)
お箸セットの横にある2つの缶はのど飴で、パッケージのインパクトでネタに買ってみたのですが、これがメチャメチャよく効くのど飴だったので大当たり★
日本でいう浅田飴みたいな感じでしょうか。

いやー、6泊7日に例のごとくたくさん詰め込んだ中国年越し、意外と楽しかったです。
北京の寒さには閉口してしまいますが、他の都市はそんなに寒くなかったし、なにより年末年始感が無いのが旅行者としては助かりますね。
リピーターになるかもです。

北京ダックで年越して、世界遺産万里の長城で初日の出。
いい一年になりそうです★


最後までお付き合いくださった方、ありがとうございました。



- - - Have a Happy Travel ! - - -

さて、
今日も何かお得でハッピーになれるような航空券&ホテルの情報は出てないかな~?



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