久々の旅行記開始です。
2014年のクリスマス翌日に出発して、中国三都市を弾丸周遊。
旧正月を祝う中国では、年末年始の休業や宿泊費高騰がありません。
中国で年越しをするなら、いっそ万里の長城で初日の出を見ようか?
そんな軽いノリで決まった今年の年末旅行。
目的はこの3つ。
- 本場四川省の麻婆豆腐を食べる!
- 本場中国のパンダを見る!
- 万里の長城から初日の出を見る!
仏教美術好きなわたし的には、大足石刻が見たくて見たくて・・・アクセスが不便だからと嫌がる旦那様を説得してコースに組み込んでもらいました☆
極寒の北京の恐ろしさと、大好物の北京ダック連チャンなど、忘れられない旅行になりました。
まずは出発の羽田空港
なので、羽田で待ち合わせです。
14:20発のAir Chinaで北京へ出発。
機内食はソコソコ美味しく、もみじ饅頭が出たことがビックリ。
私、広島人なので。
4時間で北京です。
だだっぴろい空間の空港でした。
19:00発のChina Airで重慶へ。
再び機内食です。
こっちも見た目は悪いですが、ソコソコ美味しいです。
中華料理は当たり外れ少ないですね。
3時間後、重慶到着。
Hilton Chongqing
23:30くらいにチェックイン。
人気もなく静かです。
早速、四川名物のパンダさんがお出迎え(^^♪
ヒルトンと言えば、香港ではクマ、バリではモンキーのぬいぐるみがありましたが、ここではさすがにパンダでした。
クリスマスは終わったのに、まだ飾られてることに「ラッキー」と思ったのですが、クリスマスが終わると早々に片付けて年始の飾りになるのは日本だけなのでしょうか。
この後も、じゃんじゃんクリスマスの飾りが残されているのを見かけることになりました。
お部屋はこちら、King Deluxe Suiteです。
フルーツもチョコも、ゴキゲンです。
部屋が気に入ったので、満足して眠りにつきました。
重慶の朝
あら、天気悪い、でも、これが普通です。
重慶は12月の日照時間は20時間程度、という霧の街なのです。
モヤモヤの中に高層ビルがたくさん並んでいます。
さて、朝食へ・・・Σ(゚Д゚)
廊下にあった横幅が太く映る鏡に愕然としているところ。
鏡が本当に曲がってたんです、まぁ人生MAXの体重の時期でもあったのですが(笑)
気を取り直して、ラウンジの朝食へ。
これまでのヒルトンラウンジで一番気に入ったラウンジ★
厳選されたラインナップが美しくレイアウトしてあって、中国の意識レベルの高さを感じました。
とりあえず欠かせない中国粥と、その他の食べたいものを取って。
デザートに本場中国の肉まんとドラゴンフルーツ☆
わーアジア感ある~。
重慶散策へ
極寒の中国・・・と思って一番分厚いコート(赤)で来ました。
重慶は、湿度が高いこともあり、余り寒くなかったです。
日本のそこまで寒くない冬の曇りの日、というくらいの感じ。
ホテルのロビーは天井も高く、広々してます。
立派な高層ビルです。
ホテルの少し先の階段を降りていきます。
わーフォトジェニックな路地。
有名な観光スポット、重慶人民大会堂(人民大礼堂)です。
いかにも中国カラーの建物です。
中にも入れます。
特に何もありませんが。
雨が降ってきました。
先ほどの重慶人民大会堂、見た目のインパクトだけでしたね。
重慶のモノレール
浜松町から羽田空港までのモノレールをいつも利用しています。
それと同じ日立が作ってるモノレールが重慶を走っていると聞いて、絶対乗らなきゃ★とやってきました。
モノレールの駅のすぐ横が大きな川です。
あえて1本乗り過ごし、正面からパチリ。
満足。
重慶の貿易センタービル
高層建築好きな旦那様が楽しみにしていたのですが、展望フロアには上がれなくなってました。(><)
残念。
まぁ、霧の街の高層展望なんて、ほぼ何も見えないので誰も利用しなかったんでしょうね(笑)
重慶の中心地です。
広くて、建物も大きくて、想像をはるかに超えていたのでビックリしました。
重慶の人が銀座に来たら「しょぼっ、これが有名なGINZA?」と言いそうです。
まぁ、ラインナップは銀座の方が充実しているのかも知れませんが。
美術館らしい変わった形の建物があったり、街全体がお洒落でした。
重慶の観光スポット:洪崖洞
有名な洪崖洞へ来ました。
霧に向こう岸がかすんでいる橋が絵になります。
洪崖洞って、映画村みたいなロケ用のセットみたいです。
どこも絵になります。
雨だからか、平日だからか、昼間だからか、人が少なくて静かで寂しい感じでした。
とりあえず、ここでお昼。
四川省が本場です、四川風麻婆豆腐★
重慶は現在、四川省ではないですが、1997年重慶直轄市として分離するまでは四川省だったので、本場扱いで。
本場の四川麻婆豆腐です。
そんなに辛くなくて美味しかったな。
重慶名物、ロープウェイ
旦那様がどーしても乗りたい!と主張したロープウェイに乗ります。
その名も「長江索道」。
長江の上にかかるロープウェイです。
観光用というより実用的みたいです。
昔は何本もあったのに、今はこれしか残ってないとか。
すごいとこにロープウェイ乗り場の口が開いてます。
どんどん遠くなる。
霧で見えなくなりそう。
反対側に近づきました。
あちらから来たわけです。
ロープウェイに乗りたかっただけなので、対岸に着いたら即戻ります。(笑)
高層階なのに、みんな窓に鉄格子を付けてます。
あー、意外と楽しかった。
中国の春の匂い:ソシンロウバイ(素心蝋梅)
街を歩いているとどこからかとっても甘くていい香りが。
何の匂いだろうと思っていたら、前を歩くおばさまの背中の花の匂い。
いつもなら追い越していくほど私たちのスピードは早いのですが、この時ばかりは、このおばさまのペースに合わせて、クンクン匂いを嗅ぎながらついて歩いていきました。
(^~^)(^~^)
1本欲しかったな~。この時は、まだ、花の名前も知らずにいました。
中国では1月くらいに満開になり、あちこちに飾られるのでこの花の香りで包まれるそうです。
英語ではカリカントゥス。
なんとあのACCA KAPPAのフレグランスとしても採用されている香りなのでした。
一旦ホテルに戻って休憩
ホテルのラウンジ、ティータイムに間に合いました。
もー、本当に少数精鋭!!!ここ大好きです。
成都への電車のチケットがホテルに届いていました。
海外発送できないらしく、ホテルへ送ってもらったので、ちゃんと届くかドキドキでしたが大丈夫みたいです。このSFって宅配サービスのおかげ。
中国新幹線は、外人は買うときにパスポートナンバーが必要で、2014年当時はそれに対応してるサイトが多くありませんでした。
外人が買える数少ないサイト「ctrip」でも国外発送に対応していなかったので、ホテルに送ってもらうことに。
ホテル側に受取拒否されないようにRemarksのとこに「いつからいつまで滞在予定の○○宛」みたいなメモ書きをちゃんと入れておいたのも良かったのかも。
部屋もキレイになってました。
頼む予定が無くても、ルームサービスのメニューを見るのが好きな私。
和食の説明書きや各国の名物料理の説明とかあるので見てるだけでも楽しいです。
重慶観光スポット:磁器口へ
ホテルのすぐ裏手には大きな駅があります。電車はここから乗ります。
霧で先が見えません。
地下鉄の出口付近、もう怪しさ満載です。
旦那様はこの雰囲気が気に入ったみたいでパシャパシャ撮ってました。
遠近感が上手く撮れなかったみたい。
磁器口の入口です。
雰囲気の良さに見とれて歩いていたら、新品のスニーカーに泥が付いてしまい、焦る私。
雨のおかげで雰囲気良すぎです。
磁器口は、たくさんのお店が並ぶ可愛いエリアです。
磁器口名物 肉の串焼き
これを食べなきゃ意味が無い★
人気のB級グルメです。
現地人に混ざって赤いコートで果敢に並んでます。
ゲット♪
二種類くらいあったけど、指さしで何とか購入。(実は何を買ったのか分かってない)
たぶん、牛肉。
香ばしくてピリ辛でかなり美味しい。
・・・!
私をマークしていたのか、食べたそうな目で見上げてくるわんこ。
可哀そうだけど、これはわんこには辛すぎるから、ごめんね。
(実は、よく食べてるのかもしれない。)
日が落ちて暗くなってきました。
徐々に街がライトアップしてきて幻想的。
少し外れまで散歩して、帰り際に記念の一枚。
雨で石畳が濡れて光って、綺麗でした。
怪しく光る「九県地産」のネオン、中国っぽいです。
そして、これも中国っぽい(?)
埃まみれの車体のナンバーだけが見えるようになって、斬新なデザイン(笑)
重慶は、大きくて、ネオンがキレイで、街の空気もわんこの目もウルウルしてる街だなぁと思いました。
晩御飯?
ホテルに戻ってラウンジでがっつり食べます。
肉の串で割とお腹いっぱいになってたので、ラウンジのフリーフードで十分でした。
重慶は、意外と落ち着いた感じの、かといって寂れても居ない、良い街です。
明日は、私が楽しみにしている「大足石刻」の観光です。
- - - Have a Happy Travel ! - - -
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