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2017年5月3日水曜日

['15-08] Day5-2 プラハの夜、美食ディナーと夜景にうっとり

幸せなプラハ滞在は続きます。

本日の夜は、初めてのドリンクペアリングディナー@ La Degustation Boheme Bourgeoise 
ドリンクペアリングとは、コース料理の一皿一皿にぴったりの飲み物が1杯ずつ出されるというもの。
食べ物に合う飲み物ってありますよね、おはぎには緑茶、アンパンには牛乳…まぁ、ミシュラン一つ星レストランなので、レベルが違うだろうけど。
今回は怒涛の11皿のディナーコースのため、なんとドリンクだけで11杯!

普通、ワインペアリングというのはよくありますが、ここではなんとワインが飲めない人向けの「ジュースペアリング」というのもあるのです★
全くお酒が飲めない旦那様や旅先でワインを11杯も飲む自信が無い私にはピッタリ。

…でも普段の食事の時にほとんど飲み物を飲まない私たちなので、11杯も飲めるものなのか、飲み物でお腹いっぱいにならないか、というか食事だけでも11皿食べきれるのか、など不安がテンコ盛りです。ものは試し…


静かな午後のホテルから出発


プラハ城から戻って部屋でゆっくりしました。
観光地とは思えないほど静かな午後をまったり過ごし、この重めのディナーに合わせ昼食スキップし、17時前にそろそろお腹が減ったので出発です。
レストランは18時に予約しています。


静かなホテル内。滞在中ほとんど人に出くわしませんでした。

ホテルの前の通りも静か。

時々電車が通ります。
お、新型車両か。

しばらく歩いて地下鉄の駅まで来ました。
夏の夕方、気持ちの良い時間です。

チケット購入は旦那様のお仕事。

これが改札。
ここに買ったチケットを差し込んで時刻を印字させます。

なにやら印字されました。

プラハの地下鉄のホーム。
意外と近代的です。

ピントがバッチリ合った「流し撮り」。特に意味はないですが

地下鉄でレストランの近くの駅まで移動しました。
Municipal House、表の広場でナイキのイベントがやってました。

こちらは火薬塔。
ライトアップも有名な観光スポット。
でも、気になるのは17:15、予約18時なのに早く着きすぎてしまった。。。

旧市街は道も迷路みたいで路地も可愛いので、時間つぶしに散策。
有名なジンジャーブレッド専門店。

鎧とかもカッコいい。


La Degustation Boheme Bourgeoise


開店と同時に入店。

高級感は余りなく、さほど広くない店内ですが、隅々までこだわりが感じられるモダンなインテリア。
そして、印象的でオシャレなオープンキッチン。
私たちの席は、オープンキッチンから2番目のテーブル、キッチンの様子も見れたのでなかなか良い席だったかも★

店内の雰囲気。
働く人達もカッコよく見える。

本日のメニューはこちら。
レタスから始まりチーズorアイスのデザートまで11皿の"Degustation du Chef"。
7皿と11皿のコースがあったのですが、せっかくなので11皿の方にしました。
ペアリングされるジュースの名前もちゃんと記載されています。
ワクワク♪

11皿には含まれないアミューズ。
フィンガーで食べてね、と一言を添えられて。
葉っぱの部分も食べるんですかっ、と聞きたかったけど聞けず。

続いて第二のアミューズ。
名前(アミューズ=楽しむ)の通り、目でも食感でも味でも楽しませてくれます。

なんと3皿目のアミューズ。昨日に続けてタルタルです。
もう、コース始まる前にお腹が落ち着いて来てしまいました。

いよいよ、コース最初の一皿、レタス。
これも「手でワイルドに食べてね」との助言あり。
おかげでオシャレなレストランでやや緊張していた私も、早い段階で緊張が解け、肩肘張らずにリラックスして料理を楽しむことができました。
こーゆー配慮も素敵だな、と思います。

にしても、レタスにこんなオシャレな食べ方があったのか、と一皿目で軽く衝撃。
しかも美味しいし。

2皿目、フォアグラ・ピスタチオ・ナッツです。
はい、もう、想像を超えてきました。
どこがどうフォアグラなのか、と申しますと、この粉が全てフォアグラの味です。
山盛り粉チーズの中にフォアグラが埋まっているのかと思いきや、一口食べると固まってしまうほど、フワフワなのにフォアグラ、という新体験。
ちなみに中には何も隠されていません。

流行の泡ももちろん、使用されてます。
その名もトマト尽くし。色んな種類のトマト、泡までトマト、です。

ジュースペアリングの飲みきれなかったジュースが次第に溜まって行きます(笑)。
11杯も出るので、1杯づつは一口サイズと思いきや、70-80ml程度はあります。 全部飲んだらそれだけで1,000ml…

4皿目、プラハハムを使った一品。器も盛り方も毎回、メニューの記載内容からは想像できないものが出てきます。

5皿目、お魚です。ポピーシードがぷちぷち
香ばしいアラレも

6皿目、Kohlrabi(コールラビ)という甘いカブっぽい野菜なのですが、そこへコンソメスープを注がれてウットリ。

ブロッコリーのジュース★優しい甘さでグビグビ飲めます。
ハァ、幸せ。

7皿目。
雪のような粒状のヨーグルトの酸味と甘いビートルート(サトウダイコンの根)の味が絶妙。

8皿目、ポーク。ザワークラウト的なキャベツと合わせてドイツ圏を感じる一皿です。

9皿目、鶏肉ささみ。
低温ローストであっさりジューシー。すでにお腹いっぱいですがなんとかこなします。

8時位です、店内もようやく活気が出てきました。厨房も忙しそうです。

いよいよ10皿目、ハト胸肉。
何とか、この量なら食べきれそうです。

お口直しの杏?(ちょっと酸味)とホイップ。

11皿目はデザートです。
アイスとチーズが選べるので二人でそれぞれ注文、私たちの基本の注文スタイルです。
アイスクリームはさっぱり美味しく、ベリージュースも香り豊か。

そしてこちらがチーズ。
キッチンから凄まじい匂いがしていたと思ったら、これでした。
周りの方に申し訳ないような強烈な匂いです。
ワインが飲みたくなるほど、濃厚で香ばしくて美味しいチーズですが、やはり食後に食べ慣れてないので…私はアイスで正解だと思いました。
ワイン好きでチーズ好きな方には、絶対おススメです。

最後にコーヒーを追加注文。(あれだけ飲んだのに・・・、まあストーリーですから)
ビーカーみたいな洒落た容器で出てきました。

すると…何やら各テーブルに回り始めてうちのテーブルにもやって来ました。
はい、持って、と言われてハサミでチョキン。

細長いマシュマロでした。

甘いマシュマロとベリーをつまみながら。

最後まで期待を裏切らなかった、素敵なお店でした。
ここはもの珍しさもあり機会があれば一度訪れてみる価値アリです。

■参考価格

DÉGUSTATION DU CHEF menu : 3,350 czk /person x2
Juice Pairing : 750 czk /person x2
Coffee : 78 czk /person x2
Water 700ml : 165 czk

Total 8,521 czk(≒42,000円程度)

(ちなみにWine Pairing : 2,100 czk /person)

プラハの夜


お腹もいっぱいになったので、旧市街から腹ごなしに歩いて帰ることにして広場へ。


月も出ていて幻想的です。


意外と現代的なエレベーターに驚きつつ時計台の上へ。

うわ、もうこれが見たかった景色。

下の広場は大盛り上がり。
短い夏を謳歌しています。

プラハ城ズーム。

それにしても、可愛い街並みです。

道の光でボーっと壁が浮かび上がっている感じが素敵です。

賑わう広場を後に。。。

の、前にアイスゲット♪

意外と小さくてショボンですが、こんなもん、雰囲気ですわ。

広場からカレル橋までの道は細い路地ですが、人通りが多くて全く不安はありません。
通り沿いのトゥルデルニークのお店を見ては、さっきのアイス我慢しておけば良かった…など反省しつつ歩くこと数分、カレル橋の入口の塔が見えてきました。

カレル橋からのプラハ城の夜景。

一生に一度は見たい、と思っていたプラハの夜景です。
ついに、見ることができて夢みたいです。

月明りのプラハの夜、カレル橋には人も多く楽しい時間が過ごせます。

触ると幸せになる系で有名なヤン・ネポムツキー像にも、もちろん触って来ましたよ。
でも蜘蛛の巣張ってたので触りたくなかったり・・・(>_<)

この人はどなたか分かりませんが、月と一緒に綺麗に撮れました。

プラハの夜は本当に素敵です。
プラハ城は、夜にカレル橋から見るのが一番だと思います。

ここは数日滞在しても良さそうな居心地のいい街です。

- - - Have a Happy Travel ! - - -




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